1.排泄
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尿や便が出ない状態を放置すると尿毒症などで危険な状態になりますが、 身体に余計なストレスを与えないためにも、尿や便はできるだけお腹にためないよう、 まめに排泄をさせるように気をつけています。 自己排泄できても、半身麻痺の場合は猫自身で排泄をコントールできずに、 たれ流しになっている事も多く、尿結石症や膀胱炎などの予防のためにも介助して積極的に 排泄させたほうが良いような気がします。 【排尿】 圧迫排尿する。 動物病院では猫を立たせた姿勢で圧迫排尿しますが、病院では大人しくジッとしている猫 でも家では簡単にできないかもしれません。 「まる」の場合、腕の力がかなり強く、立たせると逃げようと抵抗するのでひざの上で仰向けに 寝かせた状態で、左ひじとわき腹で頭をはさんで固定します。 (それでもジタバタする時もありますが) 病院で圧迫排尿後、何日も血尿が止まらなくなった事があります・・・。 様子を見ながら無理のないように気をつけています。 【排便】 下腹部マッサージ、肛門を刺激したりして排便を習慣づける。 圧迫排尿をさせると、その後ウンチが出やすくなります。 便が詰まった時は、温かめの湯につけて肛門周辺をそっとマッサージします。 ドライフードは水分が少ないのでどうしても便は固くなりがちです。 「まる」の場合、ドライのみを与えていた頃は原因不明の下痢と便秘をよくしていましたが 手作りゴハンをはじめてから安定したお通じになりました。 便の状態も、固めで「コロコロ」だったのが、今は程よい固さで長ーくつながった「バナナ状」にで出てきます。 以前は、さっきしたのにまた?とか、外出から家へ戻ってきたらウンチが部屋に散乱し一生懸命砂掛けをしている「まる」の足もウンチまみれ・・・という事もしょっ中でしたが、以前に比べて排泄の管理がずいぶんと楽になりました。 このページの先頭へ |
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2.オムツ | ||
おしっこをしても、オムツをつけていると猫自身で舐めたりして清潔に保つことができないのでオムツただれを起こさないようにするのが大切です。 一に、清潔! 二に、乾燥! これさえ気をつければオムツただれは大丈夫です。(と思います) 私も以前、オムツただれには本当に悩まされていました・・・。 今でも油断するとすぐに皮膚の状態が悪くなるので要注意です。 ただれを悪化させると、傷口のから細菌が進入し急性腎不全などを起こすことがあります。 急性腎不全は前日まで何の兆候もなく(気がつかず)、急速に悪化(食欲不振・元気喪失・嘔吐など)治療が遅れるといの命取りになるので気をつけなければいけません。 「まる」の場合下半身がかなり細いため新生児用オムツでもサイズが大きく、走り回ったりしている間に オムツがずれて尿がきちんとオムツに吸収されず股部分が汚れやすいので、ウンチなどで汚れたら軽くシャワーで 洗っています。 この時、汚れが残っていると黒い膜のようなガンコな汚れがだんだん蓄積し、皮膚に炎症を起こします。 濃い毛色の猫さんで地肌も毛と同じ色の場合は汚れが分かり難いので気をつけたほうがいいかもしれません。 いったんこのような状態になると、ぬるま湯だけでは落ちません。 少し熱めの湯(やけどしない温度)でよく下洗いをし、汚れを落ち易くした後、石鹸で丁寧に洗えば膜になった汚れも 完璧に落とせます。 洗った後、乾かしやすく、オムツ替えの時拭きやすいように「まる」はお腹と肛門から尻尾の途中までの毛を バリカンとハサミでカットしています。ムレにくくなるのでお薦めです。 オムツの装着方法やオムツただれの予防などは「オムツ猫ちび」ちゃんのサイトに素晴らしく詳しい方法が 紹介されていますね。 ウチでもほぼ同じ方法です♪ ★ 新生児用でもサイズが大きくて・・・という場合 ★
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3.部屋の工夫 | ||
半身麻痺でも猫はとっても活発に動きます。 よく爪みがきやいろんな物をを引っ掛かけたままズルズル走っていたりします。 水入れなどもよけたつもりでも下半身はよけきれずにこぼしてしまったりするので、足が当たっても こぼれにくいものにしたりしています。 【敷物】 走り回るとモモのあたりの毛が擦り切れてしまうので、部屋に敷物を敷かなくなりました。 (冬の時期の電気カーペットや小さなマット程度を使用しています) ※近年は皮膚が強くなったせいか敷物の上を走りまわっても、毛も擦りむけなくなりました・・・。 皮膚も順応するようです。 【階段や玄関】 下りる時、勢いがついていて後足(ももの部分)を角にガンガンぶつけるので階段マットをしいています。 それでも、激しくぶつけながらすごいスピードで下りていきます・・・。 昔は足から血を出して傷が膿んだり、内出血でブヨブヨになった事もありましたが、皮膚も強くなったみたいで最近は血は出なくなりました。 【家具や網戸など】 前足の爪先さえ届けばどんな所でも上がりたがるので、落ちたら危険な所へは上れないようにするか、階段のようにして安全に乗り降りできるようにしています。 猫は高い所へ上るのが好きなので、高い所を禁止するより階段などで自由に上がれるほうが良いかなと思います。 このページの先頭へ |
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